コラム COLUMN
視野が欠ける?緑内障の初期は自覚症状がないので要注意
こんにちは。
三原市の「三原駅かなもと眼科」です。
緑内障は、初期の段階では症状がありません。
全くの無症状なのに、緑内障と診断を受けることがあります。
診断を受けると不安に思うかもしれませんが、無症状のうちに早期発見できたことを前向きにとらえましょう。
緑内障は数十年かけてゆっくりと病気が進行します。
きちんと治療を受けることで、生活に支障が出ないままで過ごすことができる可能性が高いです。
今回は、緑内障について詳しくお話します。
緑内障は、目の奥の視神経がダメージを受ける病気です。
視神経がダメージを受けると視野に影響がでます。
悪化すると失明の危険性もあります。
緑内障は、日本人の中途失明の原因の第1位の疾患です。
視野とは、見える範囲のことです。
緑内障が進行すると、視界が狭くなることがあります。
また、暗点といわれる見えない部分が現れる場合もあります。
わたしたちは普段、両目を開けて2つの目で合わせて見ています。
片方の目だけに視野の欠損や暗点があっても、初期には無自覚なことが考えられます。
治療法は、点眼薬で眼圧(目の硬さ)をコントロールする方法があります。
また、手術での治療がおこなわれることもあります。
緑内障の初期症状は、以下の通りです。
●光をまぶしく感じる
●白くかすんで見える
●視力が下がった
●片目で見ると見えない部分がある
●視界がおかしい
人によって感じ方は違います。
少しでも違和感があるときには、眼科で検査を受けましょう。
緑内障の初期は自覚症状がなく、静かに病気が進行します。
緑内障の治療は、病気の進行を食い止める方法しかありません。
発生してしまった症状を治すことはできないので、早期に治療を開始することが大切です。
早期に発見することができた場合は、定期的に通院して検査と治療を受けましょう。
生活に支障が出ないまま、過ごせる可能性が高いです。
緑内障について気になることは、お気軽に当院にご相談ください。
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