白内障の原因は紫外線？

こんにちは。
三原市の「三原駅かなもと眼科｣です。
 
同世代の方から「白内障になった」という話を聞いて不安に思っている方がいるかもしれません。
白内障は、加齢が原因で発症する眼疾患です。
発症が早い人と遅い人では、何が違うのでしょうか？
じつは、白内障の発症の原因の1つに紫外線が考えられています。
 
今回は、白内障と紫外線の関係について詳しくお話します。
 
 

白内障は、誰でも発症する可能性がある病気です。
目のレンズにあたる水晶体に「にごり」が発生することで見えにくくなります。
白髪をイメージすると分かりやすいですが、人によって程度や進行具合に差があります。
白内障の原因は主に加齢ですが、紫外線が多く目に入ることや過度のストレス、外傷や糖尿病などが原因での発症も考えられます。
 
白内障の治療は「点眼治療」と「手術」があります。
発症初期では、点眼薬で病気の進行を抑える治療をおこないます。
生活に支障が出るほどに進行すれば、保険適用の日帰り手術で治療できます。
手術は短時間で済み、痛みもほとんどありません。
 
 

紫外線は太陽光にも含まれる、非常に強いパワーの光です。
目の奥まで到達するので、白内障以外にも網膜の眼疾患の原因にもなります。
少しであれば問題ありませんが、過度に紫外線が目に入ることはよくありません。
白内障の発症や進行を食い止めるためにも、屋外での作業やレジャーの際は、サングラスや帽子などで対策しましょう。
 
 

紫外線は白内障の原因になる可能性があります。
しかし、紫外線対策をすれば白内障が発症しないわけではありません。
紫外線対策を徹底しても、加齢性の変化で白内障になってしまう可能性があります。
 
白内障は日帰り手術で治すことができます。
あまり気にしすぎず、適切な時期に手術を受けられるように眼科で定期健診を受けましょう。
気になることは、お気軽に当院にご相談ください。